動画でわかる!「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.4.0」
ITコーディネータ協会の公式YouTubeチャンネルに、プロセスガイドラインVer4.0(PGL4.0)の解説動画がアップされました。PGL4.0のポイントや活用方法が約7分半でわかりやすく解説されています。
こんな方におすすめ
- ITコーディネータを目指す方やすでに資格をお持ちの方
- 中小企業へのIT支援を行っている支援者、中小企業の経営者
- プロジェクトマネジメントの手順やフレームワークを最新にアップデートしたい方
- ITCアソシエイトを目指す方
この動画で説明されていること
- 改訂の背景と目的
- 約1年をかけて、PGL3.1からの全面改訂が実施された。
- デジタル経営時代に即した、反復型プロセスやビジネス変革支援を主眼に改訂が進められた。
- 新たに定義されたプロセス構成
- “デジタル経営推進プロセスガイドライン”と銘打ち、プロセスが見直されている。
- 経営者、DX推進者、開発・運用リーダーなど多様な役割への対応を強化。
- 反復型サイクルの導入
- 従来の線形進行から、複数フェーズの反復実行を織り込み、継続的な改善と価値創出に対応。
- 基本原則(判断基準)の明文化
- PGL4.0では、デジタル経営に不可欠な10の基本原則(例:ファクトベース、学習・成長、共創など)が整理されている。
- DXスキル標準(DSS‑P)との対応付け
- 経済産業省策定のDX推進スキル標準(ビジネスアーキテクト)とPGLの各タスクがマッピングされ、“ITCスキルマップ”として提供。
- メディア/教材整備
- PDF無償公開で、誰でもアクセス可能に(ITC+会員登録必要)。
- 動画解説(26分版)も公開され、理解促進が図られている。
- 試験・ケース研修への反映
- 対象読者と活用シーン
- ITコーディネータ(ITC)を目指す人・現役ITCだけでなく、経営者、DX推進者、組織リーダー層など広範な層を対象に設計
PGL4.0の特徴
この動画ではPGL4.0の特徴として以下の6点が挙げられています。
- サイクルの概念をとり入れた反復型プロセス
- 企業の継続的成長を重視
- 価値の創造と実現を全面に
- 価値実現の支援機能を重視
- 登場人物の役割を明確に
- デジタル経営を成功に導く10の基本原則
これらについては、PGL4.0冊子(ITコーディネータ協会発行:リンク先はPDF版。他に紙の書籍版もあります)のほか、当サイトでも解説しています。
特に、6.の「10の基本原則」についてはこちら。
過去版との違いについてはこちら。