【第15回】PGL4.0公式動画

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動画でわかる!「ITコーディネータプロセスガイドライン Ver.4.0」

ITコーディネータ協会の公式YouTubeチャンネルに、プロセスガイドラインVer4.0(PGL4.0)の解説動画がアップされました。PGL4.0のポイントや活用方法が約7分半でわかりやすく解説されています。

こんな方におすすめ

  • ITコーディネータを目指す方やすでに資格をお持ちの方
  • 中小企業へのIT支援を行っている支援者、中小企業の経営者
  • プロジェクトマネジメントの手順やフレームワークを最新にアップデートしたい方
  • ITCアソシエイトを目指す方

この動画で説明されていること

  1. 改訂の背景と目的
    • 約1年をかけて、PGL3.1からの全面改訂が実施された。
    • デジタル経営時代に即した、反復型プロセスやビジネス変革支援を主眼に改訂が進められた。
  2. 新たに定義されたプロセス構成
    • “デジタル経営推進プロセスガイドライン”と銘打ち、プロセスが見直されている。
    • 経営者、DX推進者、開発・運用リーダーなど多様な役割への対応を強化。
  3. 反復型サイクルの導入
    • 従来の線形進行から、複数フェーズの反復実行を織り込み、継続的な改善と価値創出に対応。
  4. 基本原則(判断基準)の明文化
    • PGL4.0では、デジタル経営に不可欠な10の基本原則(例:ファクトベース、学習・成長、共創など)が整理されている。
  5. DXスキル標準(DSS‑P)との対応付け
    • 経済産業省策定のDX推進スキル標準(ビジネスアーキテクト)とPGLの各タスクがマッピングされ、“ITCスキルマップ”として提供。
  6. メディア/教材整備
  7. 試験・ケース研修への反映
    • PGL4.0準拠によるケース研修試験は2025年度(第55回試験〜)から適用
    • 旧版(3.1)に基づく試験は2024年度(第54回試験まで)で終了。
  8. 対象読者と活用シーン
    • ITコーディネータ(ITC)を目指す人・現役ITCだけでなく、経営者、DX推進者、組織リーダー層など広範な層を対象に設計

PGL4.0の特徴

この動画ではPGL4.0の特徴として以下の6点が挙げられています。

  1. サイクルの概念をとり入れた反復型プロセス
  2. 企業の継続的成長を重視
  3. 価値の創造と実現を全面に
  4. 価値実現の支援機能を重視
  5. 登場人物の役割を明確に
  6. デジタル経営を成功に導く10の基本原則

これらについては、PGL4.0冊子(ITコーディネータ協会発行:リンク先はPDF版。他に紙の書籍版もあります)のほか、当サイトでも解説しています。
特に、6.の「10の基本原則」についてはこちら
過去版との違いについては

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